01
相続税の配偶者控除を使う場合に注意すべきポイントとは
相続税の配偶者控除は、大きな税負担軽減措置が認められる制度です。
自宅や預貯金を含め相続財産が手元に残っても、一定額までは相続税がかからないため、税負担を大きく抑えられる点で有用です。
今回は、配偶者控除を使う際に注意すべきポイントを解説いたします。
配偶者控除の概要
相続税の配偶者控除は、亡くなった方の配偶者の生活を守るために設けられた制度です。
配偶者が相続によって取得した財産について、1億6000万円もしくは配偶者の法定相続分にあたる金額のどちらか多いほうまでは、相続税がかからない仕組みになっています。
配偶者控除を使えば、相続での税負担を大きく抑えられる可能性があります。
配偶者控除を使う場合の主な注意点
配偶者控除を使う場合は、以下の点に注意が必要です。
- 対象は法律上の配偶者のみ
- 配偶者控除を使うには申告が必須
- 申告期限までに遺産分割を終えておく必要がある
- 二次相続で税負担が増えるおそれがある
それぞれ確認していきましょう。
対象は法律上の配偶者のみ
配偶者控除を使うには、婚姻届を出している正式な配偶者であることが条件です。
事実婚・内縁関係のパートナーは、同居や生活実態があっても対象外です。
「長年一緒に暮らしていたから大丈夫」のような感覚で考えず、戸籍上の婚姻関係があるかどうかが基準になる点に注意が必要です。
配偶者控除を使うには申告が必須
配偶者控除は、自動的に適用されるものではありません。
相続税の申告書と添付書類を申告期限内に税務署へ提出することが条件になります。
申告期限までに遺産分割を終えておく必要がある
配偶者控除の対象となるのは、実際に配偶者が取得した財産の金額だけです。
誰が相続するかが決まっていなかったり、保留のまま申告期限を迎えてしまったりした財産は、原則として配偶者控除の対象に含められません。
早めに遺産分割協議を進め、誰が何を相続するかを文書で明確にしておくことが大切です。
二次相続で税負担が増えるおそれがある
二次相続では、子どもなどの相続人の税負担が大きくなるおそれがあります。
今の負担だけではなく、その次の相続まで見据えて分け方を考えることが重要です。
まとめ
配偶者控除は、一次相続における税負担を大きく減らせる制度です。
しかし申告手続きや対象財産の整理などの条件を満たす必要があり、適用には注意が必要です。
不安がある場合は、なるべく早めに税理士に相談することをおすすめします。
02
当団体が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-

不動産の相続手続きに...
2024年4月1日から相続登記が義務化され、相続により不動産の所有権を取得した方は、所有権を取得したことを知った日から3年以内に相続登記をしなければならなくなりました。この記事では不動産の相続手続きにおける必要書類につい […]
-

公正証書遺言の証人に...
公正証書遺言を作成する際には、必ず2名の証人が立ち会う必要がありますが、誰でも証人になれるわけではありません。今回は、公正証書遺言の証人になれるひと・なれないひとや、証人の役割、証人の選び方を解説します。公正証書遺言の証 […]
-

現金が多い方におすす...
現金は他の財産に比べ、相続税の負担が大きくなる可能性が高い資産です。節税対策をするかしないかで、将来支払う相続税の額が大きく変わる場合があります。この記事では、現金が多い方におすすめの相続税対策について解説します。手許現 […]
-

不動産(土地)の活用...
不動産、特に土地の活用方法についてはいくつもの選択肢が存在します。ここでは、さまざまな土地の活用法、そしてそれぞれの特徴について説明致します。 まず、土地を活用するうえで、収益を獲得する目的で活用するという方は […]
-

株式譲渡によるM...
企業の合併には、合同合併の片方が株式を相手方に譲渡することで成立する吸収合併があります。今回は株式譲渡による合併の場合、どのようなメリットがあるのか、売り手側、買い手側それぞれのメリットについて解説していきたいと思います […]
-

限定承認とは?単純承...
相続の方法には、「単純承認」「限定承認」「相続放棄」の3つの方法がありますが、その中でも単純承認と限定承認の違いをよく知らない方が多いのではないでしょうか。この記事では、限定承認と単純承認の違いや、限定承認のメリット・デ […]
03
よく検索されるキーワード
Search Keyword
04
コンシェルジュメンバー
Concierge Member
コンシェルジュメンバー
- <資格>
- 行政書士・動産鑑定士
- <所属事務所>
- 竹川行政書士事務所
- <自己紹介>
- 遺言書作成サポートをはじめ、終活での身の廻りの処分整理などの相談を承ります。
お気軽にご連絡ください!
- <資格>
- 行政書士・不動産鑑定士
- <所属事務所>
- MRS行政書士事務所
- <自己紹介>
- 宅建業(不動産)と行政書士(法律)のダブルライセンスの強みを生かし税理士と連携しながら相続手続きや相続不動産の処分など総合的に支援しております。
- <資格>
- 税理士
- <所属事務所>
- 増江会計
- <自己紹介>
- 相続相談クオリアの細川です。
税のご相談はお任せください!
丁寧、安心を心がけております。
提携先サポートメンバー
| 団体名 | 相続コンシェルジュ 縁 |
|---|---|
| 代表者 |
<北陸地域> 竹川 祥司(たけがわ しょうじ) <大阪地域> |
| 所在地 |
<北陸地域> 〒921-8044 石川県金沢市米泉町8丁目108番地タナベハイツ1F2 <大阪地域> 〒534-0025 大阪府大阪市都島区片町2-2-40 大発ビル3F Letsパートナーズ |
| TEL |
<北陸地域> 0120-817-523 <大阪地域> |
| 営業時間 | 平日 9:00~17:00 (事前予約で時間外対応可能です) |
| 定休日 | 土・日・祝日 (事前予約で休日も対応可能です) |
